ワシントン・ミューチュアルは2007年から苦戦が続いていたが、同社の破たんは驚くほどのスピードで起こった。
米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが米連邦破産法11条の適用を申請した2008年9月15日、ワシントン・ミューチュアルの顧客は預金を引き出すなど、ワシントン・ミューチュアル社から資金を引き揚げ始めた。貯蓄金融機関監督局(OTS)によると、その後10日間での預金の引き出しは総額167億ドルに上った。
規制当局はまた、今年破たんしたほかの銀行に比べ、WMの業務停止を急いだ。通常であれば、FDICとOTSは、破たん銀行を支配下に置く準備をする間、火曜日または水曜日に入札を実施する。そして金曜日の支店の営業時間終了後、支配下に置く。FDICはこの手続きをとるのを1週間延ばすこともある。今年破たんしたすべての銀行は、金曜日に業務停止を命じられた。そうすることで経営権の移行手続きが円滑に進むようにしている。このため、顧客は経営権の移行にはほとんど気付かない。
ワシントン・ミューチュアルの場合、FDICは、利害関係者による同社事業の買収提案期限を水曜日(9月24日)の夕方に設定した。その24時間後、FDICはすでに同社を支配下に置く準備を整えていた。ワシントン・ミューチュアル社に近い筋によると、ポールソン財務長官は今月、ワシントン・ミューチュアルに対して、JPモルガンによる当初の買収提案を受け入れるべきだったとの考えを明確に示していた。
事情に詳しい筋によると、過去2週間半、ワシントン・ミューチュアルへの圧力が高まるなか、規制当局はこの状況への対処法について検討した。ワシントン・ミューチュアルは先週、首都ワシントンで、FDICとOTSの代表者と会った。関係筋によると、ワシントンミューチュアルはFDICとOTSから相反する情報を受け取っていたため、WMがこの会談を申し入れた。両機関の関係は明らかに緊張していたという。同筋によると、FDICはWMからの情報をより積極的に求めていたという。
当局者によるとWMは、預金の流出によって流動性が基準を下回った。OTSは「その結果、WMは取引業務をするうえで危険かつ不安定な状況だった」とした。
OTSは25日、WMの業務を停止させ、FDICを破産管財人に指名した。FDICは入札を経て、WMの銀行部門をJPモルガンに売却する結論を出した。
OTSによると、この支配権の移動はWMの預金者やその他の顧客に全く影響を与えず、WM銀行部門の支店は26日朝から通常通り営業を継続するという。
また6月30日時点で、WMの従業員は4万3000人超、15州に2200を超える支店を保有し、預金残高は1883億ドルだったという。
OTSのライシュ長官はプレスリリースで「住宅市場の低迷がWMの住宅ローン関連の保有資産に大きな影響を与えた」と述べた。
JPモルガンによるWM事業買収は25日夜に発表された。WM株の通常取引終値は、前日比0.57ドル(25.22%)安の1.69ドル。その後の時間外取引では一段安となり、終値比73.37%安の0.45ドルで取引された。
JPモルガン株の通常取引終値は、前日比2.96ドル(7.31%)高の43.46ドル。その後の時間外取引では一段高となり、終値比2.74%高の44.65ドルで取引された。
WSJ-ワシントン・ミューチュアル破たん、JPモルガンが事業買収=2(ダウ・ジョーンズ)-YAHOO!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000023-dwj-biz
WSJ-ワシントン・ミューチュアル破たん、JPモルガンが事業買収=2(ダウ・ジョーンズ)-YAHOO!ニュース リーマンブラザーズの破綻に関連するニュースまとめサイト
この記事へのコメント
みんなの精神年齢を測定できる、メンタル年齢チェッカーで秘められた年齢がズバリわかっちゃう!かわいいあの子も実は精神年齢オバサンということも…合コンや話のネタに一度チャレンジしてみよう
Posted by 精神年齢 at 2009年07月06日 13:21
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